倒産の原因
会社は環境変化に適応できないと倒産します。
販売・仕入・競合の3点からみると、需要減少と競争激化により売上が減少し、仕入高騰により費用が膨らんで倒産します。
コンプライアンス倒産
コンプライアンス倒産という言葉が使われることもあります。しかし、コンプライアンス違反を直接の原因として倒産した事例はほとんどありません。
消費者からの信頼を失ったケース(雪印、不二家など)
規制強化をきっかけに倒産したケース(夜行バス)
粉飾決算はコンプライアンス違反ではあるが、粉飾に至る原因は経営不振であるからコンプライアンス倒産ではない。ただし、粉飾決算により上場廃止となり、信用を失って倒産した場合はコンプライアンス倒産といえる。
労使問題
不当表示
「いちふじ」はうなぎ加工販売を主業としていたが、2003年11月中国産うなぎを国産と偽る不当表示の告発によりブランドが失墜し、また近年のシラスウナギの相場急騰により、業績回復の目処が立たずに自己破産を申請した。