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契約法について 民間団体が作成した規制・協定

民間団体が作成した規則・協定、国際標準契約約款としては、国際取引分野が特に顕著です。パリに本部を置く国際物品売買取引にかかわる11の定型取引条件書であるインコタームズ2010、同じくICCが作成したいわゆる信用状統一規則(「荷為替信用状に関する統一規則及び慣例-Uniform Customs and Practice for Documentary Credit, ICC Publication No.600(2007)」があります。
民間団体などが作成した国際標準契約書式としては、国際コンサルティング・エンジニア連盟が作成した建設工事やEPC等の契約約款があります。日本では、国際的な標準契約約款としては財団法人エンジニアリング振興協会(ENAA)が作成した「プロセス・プラント国際標準契約書」「発電プラント国際標準契約書」があり、国内で使用される約款としては、建築設計関連の民間7団体(社団法人日本建築士事務所協会連合、社団法人日本建築士会連合会、社団法人日本建築家協会、社団法人建設業協会など)が作成した「民間(旧四会)連合協定 工事請負契約約款」が有名です。これらは、それ自体は標準契約約款ではありますが、それが契約に多用される事によって実質的に一つの規範となり法源となってきます。

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