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申し込みと承諾 履行の着手などの行為と契約成立

契約の成立は申込みに対する承諾によるが、その承諾が口頭または書面で話されていないものの、履行着手などの行為で示される事があります。
日本民法は、「申込者の意思表示又は取引上の慣習により承諾の通知を必要としない場合には、契約は、承諾の意思表示と認めるべき事実があった時に成立する。(民法526条2項)」とし、契約の成立としています。

UCCは売買に関して、契約の存在を認める行為を持って契約の成立を認めています(UCC2-204条参照)。さらに、契約の方式として書面性を要求される場合でも、一定の行為を持って契約の書面性の要件を緩和し、履行強制可能な(enforceable)契約とする規定を置いています(UCC2-201(3))。

ウィーン売買条約では、取引慣行、商慣行により、承諾が明示的に行われなくても運送屋代金の支払いなどの行為による契約の成立を認めています(18条3項)。

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